【7月8日 AFP】デンマークのヒアツハルス(Hirtshals)にある第2次大戦中のドイツ軍の掩蔽壕(えんぺいごう)が7日、花や植物に満ちた庭園に生まれ変わった。

 これは、芸術家のインゲ・トランター(Inge Tranter)さんによる芸術作品。旧ドイツ軍の兵士たちが大戦中に沿岸の監視に使用していた壕内に花や植物を植えたもので、ユトランド(Jutland)半島西部の海岸沿いに今も残る掩蔽壕を素材にアート作品を作り上げ展示する「バンカーラブ・フェスティバル(BunkerLove 2013)」の出展作品だ。このフェスティバルでは、国際的な芸術家から地元の愛好者まで、掩蔽壕を愛する多くの人々が集まって作品を披露し合う。(c)AFP