【6月28日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレッドブル(Red Bull)のマーク・ウェーバー(Mark Webber、オーストラリア)が27日、今季終了後にF1の世界を離れることを自身のウェブサイトで発表した。

 36歳のウェーバーは2014年からポルシェ(Porsche)と契約を結び、ル・マン24時間耐久レース(Le Mans 24-hour race 2014)とFIA世界耐久選手権(FIA World Endurance ChampionshipWEC)に参戦することを明らかにしている。

 ウェーバーはすでにル・マン24時間耐久レースに2回出場しており、1998年のFIA・GT選手権(FIA GT Championship)では総合2位に入った実績を持っている。

 自身の公式サイトで発表されたポルシェの声明の中でウェーバーは、「トップカテゴリーのル・マンと世界耐久選手権に復帰するポルシェの一員になれることを誇りに思う」とコメントした。

「ポルシェは自動車メーカーとして高い技術力とパフォーマンスを示し、レースの歴史に名前を刻んでいる」

「私はF1でのキャリアを終えてから参加するこの新たな挑戦をとても楽しみにしている。ポルシェは疑いの余地がないほどに時間を終えてから参加するこの新たな挑戦を非常に楽しみにしている。ポルシェが高いレベルの目標を掲げるだろう。早く世界最高の1台になるであろうスポーツカーを操縦したい」

 ウェーバーは現在、シルバーストン・サーキット(Silverstone Circuit)で開催されるF1第8戦英国GP(British Grand Prix 2013)を30日に控えており、ドライバーズタイトル争いでは総合5位につけている。

 2002年のF1参戦以来、ウェーバーは3位以内を通算36回、優勝9回、ポールポジション獲得11回を記録している。

 ウェーバーは現ポルシェドライバーのティモ・ベルンハルト(Timo Bernhard、ドイツ)、ロマイン・デュマ(Romain Dumas、フランス)、ニール・ジャニ(Neel Jani、スイス)とともにLMP1のレースに参戦する。

 ベルンハルトとデュマは2007年、2008年のル・マンで総合優勝を飾っている。(c)AFP