【6月23日 AFP】過去のドーピングを初めて認めた元自転車選手のヤン・ウルリッヒ(Jan Ullrich)氏に向けて、現役時代はライバル関係にあったランス・アームストロング(Lance Armstrong)氏が励ましの言葉を送った。

 1997年にドイツ人として唯一のツール・ド・フランス(Tour de France)制覇を果たしたウルリッヒ氏は、24日に発売されるドイツの週刊誌フォークス(Focus)で、スペイン人医師エウフェミアーノ・フエンテス(Eufemiano Fuentes)氏が主導していた一大ドーピング組織に関わっていた事実を告白している。しかし、自身が手を出したのは自己血輸血の血液ドーピングのみだったとも主張した。

 このドーピング告白によってウルリッヒ氏が自転車競技界から痛烈な批判を浴びる中、1月にドーピングを告白したかつての宿敵、アームストロング氏が励ましのメッセージを送った。

 22日にアームストロング氏は、ツイッター(Twitter)のアカウントに、「ヤン・ウルリッヒ?温かい心の持ち主。驚異的なアスリート。最高の競技者。君とスタートラインに並ぶことを愛してやまなかった。わが友よ」と投稿している。

 2007年に現役を引退したウルリッヒ氏は、アームストロング氏によるツール7連覇中に3度の2位を記録している。とはいえ、両者は共にドーピング問題によりその記録を剥奪されている。(c)AFP