【6月21日 AFP】サッカーコンフェデレーションズカップ2013(Confederations Cup 2013)に出場しているウルグアイ代表のディエゴ・フォルラン(Diego Forlan)が、代表として出場100試合目となった20日のナイジェリア戦で得点し、チームの準決勝進出に近づく勝利に貢献できたことの喜びを語った。

 サルバドール(Salvador)のアレーナ・フォンテ・ノバ(Arena Fonte Nova)で行われたこの試合で、34歳のフォルランは左足でゴール左上にボールを突き刺す見事な得点を決め、チームを2-1の勝利に導いた。ウルグアイはこの勝利でナイジェリアと勝ち点で並び、最終節では準決勝進出をかけてタヒチと対戦する。

 フォルランはこの上ない素晴らしい代表100試合目となったと話す。

 この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出されたフォルランは、記者会見で「私にとっての100試合目だった。チームとしても、グループ突破の可能性を残すため重要な試合だった」とコメントした。

「チャンスをものにして得点を決めることができたので最高だ。うちは勝って勝ち点3を取る必要があったから。きれいなゴールだったしきれいな勝ちだった。すべてが良かった」

 チームを指揮するオスカル・タバレス(Oscar Tabarez)監督は、後半に攻勢を強めたことが勝利のポイントだったと語った。

 ウルグアイは前半19分にフォルランのアシストからディエゴ・ルガーノ(Diego Lugano)が先制点を挙げたものの、同37分にチェルシー(Chelsea)のジョン・オビ・ミケル(John Obi Mikel)に決められ、同点とされていた。

 タバレス監督は「ハーフタイムに、試合を支配しているんだから勝つしかないぞと気合を入れた。それが後半に効いた」という。

 そして迎えた後半6分、ウルグアイはルイス・スアレス(Luis Suarez)からエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)とつなぎ、最後はフォルランが得点を決めた。

 タバレス監督はこの得点について、同国代表で初の代表100試合出場を達成したフォルランがふさわしい報いを得たと語った。

「ディエゴ・フォルランは輝かしい経歴を持つ男で、それは何にも増して、高いプロ意識によってもたらされたものだ」

「フォルランは最高のストライカーだ。両足を同じように使えて、ボールタッチも素晴らしい。今日、フォルランは自分の才能を示した。この才能によって彼は長きに渡って、多くの試合に出てこられたんだ」

(c)AFP/Tom WILLIAMS