【6月6日 AFP】(一部更新)ミャンマーの民主化運動の象徴で最大野党・国民民主連盟(NLD)党首のアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏は6日、2015年の総選挙を視野に大統領を目指す意向を表明した。

 スー・チー氏は首都ネピドー(Naypyidaw)で開催された世界経済フォーラム(WEF)東アジア会議で、出席者らに対し「大統領に立候補したい。正直な気持ちです」と発言。軍政下で制定された現行の憲法で外国籍の配偶者や子どもがいる人物の大統領就任を禁じている規定の改正を呼び掛けた。

 他界した英国人の夫マイケル・アリス(Michael Aris)氏との間にスー・チー氏がもうけた息子2人はともに英国籍で、この規定はスー・チー氏の大統領就任を阻止するために作られたと広く受け止められている。(c)AFP