【6月1日 AFP】来季からフランス・リーグ1への昇格が決まっているASモナコ(AS Monaco)のドミトリー・リボロフレフ(Dmitry Rybolovlev)オーナーが31日、スペイン1部リーグ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に所属するラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)を獲得したことを正式に発表した。

 モナコの1部昇格を祝う式典でリボロフレフ氏は、「ファルカオと契約を締結したことを正式にご報告します」とフランス語通訳を通じて話した。式典にはモナコ公国のアルベール2世(Prince Albert II)公や、同クラブのクラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)監督も出席していた。

 リボロフレフ氏は契約の詳細について触れなかったが、クラブの公式サイトは、ファルカオと5年契約を結んだことを明らかにしている。

 また、金額については公表されていないものの、フランスの地元メディアは同国史上、最も高額な契約のひとつと報じている。

 アトレティコとの契約でファルカオの違約金は6000万ユーロ(約78億3000万円)と設定されていたが、複数のメディアが伝えるところによると、実際モナコへの移籍にかかる金額は4500万ユーロ(約58億7000万円)で、ファルカオの年俸は約1400万ユーロ(約18億2700万円)にも上ると想定されている。(c)AFP