【4月21日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・オープン(Monte Carlo Masters 2013)は20日、モナコのモンテカルロ(Monte Carlo)でシングルス準決勝が行われ、大会第3シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-3、7-6で第6シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)に勝利し、決勝進出を決めた。

 第3シードながら得意なクレーコートでは優勝最有力候補のナダルだが、この試合ではツォンガを退けるのに96分を要した。

 ナダルは第1セットを先取するものの、その後の第2セットで2度のブレークに成功したツォンガに1-5でリードを奪われる。しかし迎えたタイブレークで、ナダルは5度目のマッチポイントをものにし、劇的な対戦を制した。

 16歳の時に初出場した2003年大会で唯一の黒星を喫して以降、モンテカルロでは負けなしのナダルは、この対戦で大会46連勝目を飾った。

 一方で、ツォンガはクレーコートで世界ランク5位内の選手と8度対戦しているが、まだ相手に土をつけたことがない。

 ナダルはひざの故障による7か月の戦線離脱から2月に復帰して以来、5大会連続で決勝進出を決めたこととなる。

 前人未踏の大会9連覇まであと1勝となったナダルは、決勝で世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と対戦する。(c)AFP