【4月18日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・オープン(Monte Carlo Masters 2013)は17日、モナコのモンテカルロ(Monte Carlo)でシングルス2回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は4-6、6-1、6-4でロシアのミハイル・ユーズニー(Mikhail Youzhny)を下し、3回戦に進出した。

 右足首の負傷で今大会の出場が危ぶまれたジョコビッチだが、苦しみながらも勝利を収めたことに満足感をにじませた。

 第2セット途中に痛みを感じていたジョコビッチだが、患部をテーピングで固めてプレーを続行すると、最終セットはユーズニーのドロップショットのミスでブレークを奪って5-4と先行し、続くサービスゲームをキープして勝利を手にした。

 7日に行われた国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2013)ワールドグループ準々決勝で足首を負傷したジョコビッチは、熟慮を重ねた末に今大会の出場を決めている。

「日が経つにつれて足首の状態は良くなっていくと思う。今日は厳しい試合だったし、相手の内容が良かった」

「クレーでの動きはまだ最高とは言えないが、少しずつ上向いている。次はもっと良い内容の試合ができたらいいね」

「勝ててすごくうれしいよ。正直に言うと、試合に出られただけでもうれしいんだ。昨日までは出場できるかどうかも分からなかったのだから」

(c)AFP/Scott Williams