【3月4日 AFP】12-13NBAは3日、各地で試合が行われ、マイアミ・ヒート(Miami Heat)は99-93でニューヨーク・ニックス(New York Knicks)を下した。

 ヒートは前半には最大16点のリードをニックスに許し、ハーフタイムには45-59と劣勢に甘んじていたが、後半は失点を34に抑えた。

 ヒートのレブロン・ジェームズ(LeBron James)は第4クォーターだけで12得点挙げるなど、合計29得点を記録し、11アシスト、7リバウンドを記録した。試合時間残り23秒、今季すでに2度敗れているニックスからスティールに成功したジェームズは速攻からダンクシュートを決め、勝利を決定づける得点を挙げた。

 ヒートはドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)が20得点の活躍を見せ、16得点のクリス・ボッシュ(Chris Bosch)は、そのうち14得点を後半だけで挙げている。

 ニックスはJ・R・スミス(J.R. Smith)が13得点、12リバウンドでダブルダブルを記録し、ジェイソン・キッド(Jason Kidd)が14得点を挙げたほか、カーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)がゲームハイとなる32得点を決めた。

 この勝利でヒートは、04-05シーズンに樹立したチームの最長連勝記録に並ぶ14連勝を達成した。この記録はロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)の17連勝についで、今シーズンの2位の記録となっている。

 ヒートは今シーズンの成績を43勝14敗とし、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)に続いてリーグ2番手の成績につけている。一方、この試合で18度のターンオーバーを喫したアトランティック・ディビジョン(Atlantic Division)首位のニックスは、35勝21敗となっている。(c)AFP