【2月17日 AFP】アルペンスキー世界選手権2013(2013 FIS Alpine World Ski Championships)は16日、オーストリアのシュラートミング(Schladming)で女子回転が行われ、米国の17歳、ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin)が優勝を果たした。

 女子種目の最後を飾る回転で、同種目のプリンセスと呼ばれているシフリンが2回合計で1分39秒85を記録し、激戦を制して栄冠を手にした。

 オーストリアのミヒャエラ・キルヒガサー(Michaela Kirchgasser)が同国の優勝候補の面々を抑えて0秒22差の2位に入り、地元のファンを驚かせた。3位には0秒26差でスウェーデンのフリダ・ハンスドター(Frida Hansdotter)が入った。

 すでにテッド・リゲティ(Ted Ligety)が3冠を達成し、ジュリア・マンキュソ (Julia Mancuso)が女子スーパー大回転で3位に入って大会を席巻している米国だが、シフリンの優勝で主役の座を確固たるものとした。

 参戦2年目ながらW杯の回転でここまですでに3勝を挙げ、同種目のW杯ランキングで首位に立っているシフリンは、小さなミスはいくつかあったものの、今季の好調な滑りを世界選手権でも披露した。(c)AFP