【12月18日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するロータス(Lotus F1 Team)は17日、ロマン・グロージャン(Romain Grosjean、フランス)の残留を発表した。

 才能はあるものの時折無謀さをみせるグロージャンについては、ここ数週間その先行きについて臆測が飛び交っていたが、ロータスは来季の契約を結んだ。

 2009年にF1デビューを飾ったグロージャンは、今季96ポイントを獲得し、ドライバー選手権で8位に入った。表彰台には3度上がったものの、今季はいくつかのクラッシュの引き金を引いた。

 特に第12戦ベルギーGP(Belgian Grand Prix 2012)決勝スタート直後のクラッシュは最も顕著で被害が大きいもので、損害を被ったフェラーリ(Ferrari)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)は、最終的には3ポイント差でレッドブル(Red Bull)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)にドライバーズタイトルを譲った。

 グロージャンはこの向こう見ずなドライビングで1レースの出場停止などの処分を受けた。(c)AFP