【11月16日 MODE PRESS】カンヌ国際映画祭オープニング&コンペティション部門正式出品作品で本年度アカデミー賞最有力作品の呼び声も高い『ムーンライズ・キングダム(Moonrise Kingdom)』が13年2月8日から公開される。これまで『ダージリン急行(The Darjeeling Limited)』や『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(The Royal Tenenbaums)』をはじめ、数々のおしゃれ映画を手がけてきたウェス・アンダーソン(Wes Anderson)監督による最新作に期待が高まる。

■ブルース・ウィリス、ティルダ・スウィントン・・・

 恋に落ちた12歳のサムとスージーが駆け落ちを決意。誰も知らない場所を目指して旅するなかで、巻き起こる数々の事件とそれに振り回される大人たち・・・・独特の世界観とおしゃれな映像はもちろんのこと、今作の見所のひとつに、豪華なキャストの顔ぶれが挙げられる。

 主人公のサムとスージーを取り巻く大人たちには、ブルース・ウィリス(Bruce Willis)やエドワード・ノートン(Edward Norton)、ビル・マーレイ(Bill Murray)、ティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)ら俳優陣が顔を揃える。ブルース・ウィリスが演じるのは、サムとスージーを探す警官役。サムが所属するボーイスカウトの隊長役にエドワード・ノートン、スージーの父親役にはビル・マーレイ。孤児のサムを世話する福祉局のスタッフ役にティルダ・スウィントンと、なにやら騒がしい事件がめまぐるしく起こる気配がこの顔ぶれからも想像できる。また、今回ウェス・アンダーソン監督と共に脚本を手がけたのは、ロマン・コッポラ(Roman Coppola)。

 どこかレトロで懐かしさを感じさせる映像と、オシャレなウェスワールド。所々に、クスっと笑えるシーンやユーモアたっぷりに描かれた12歳の恋模様は必見。2013年2月8日全国ロードショー。(c)MODE PRESS

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