【10月13日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)南米最終予選は12日、各地で行われ、アルゼンチンがウルグアイに3-0で快勝した。

 アルゼンチンは、FCバルセロナ(FC Barcelona)所属のリオネル・メッシ(Lionel Messi)の2得点などで快勝し、本大会に向け絶好の位置を保っている。

 この勝利により、1978年と1986年のW杯王者のアルゼンチンは南米9カ国で争う予選の首位をキープした。一方、コパ・アメリカ2011(2011 Copa America)王者のウルグアイは、自動的に本大会出場が決まる最後の椅子の4位にとどまっている。

 メッシはこの試合で今予選の通算ゴール数を12点目に伸ばしたものの、後半途中までは厳しいウルグアイのディフェンスに遭い、得点を挙げることができなかった。

 後半21分、メッシはアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)のクロスに滑り込んで合わせて均衡を破ると、マンチェスター・シティ(Manchester City)で活躍するセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が再びディ・マリアからの絶妙なパスに合わせ2点目、更にメッシがこの試合2点目となるチームの3得点目を挙げた。

 この勝利でアルゼンチンは8試合を終えて勝ち点17とし、同日いずれも勝利を挙げて勝ち点16としたコロンビア、エクアドルをリードしている。(c)AFP