ニュース ライフ サイエントロジー教会との類似点が話題の映画、ベネチアで公式上映 2012年9月3日 15:36 発信地:ベネチア/イタリア [ ヨーロッパ イタリア ] このニュースをシェア ‹ › ❮ 1/7 ❯ イタリア北部ベネチア(Venice)のリド(Lido)島で開催されている第69回ベネチア国際映画祭(Venice International Film Festival)で1日、コンペティション部門に出品されている『The Master』が公式上映された。 この作品は、第2次世界大戦後の米国を舞台に、心に問題を抱えた退役軍人と宗教団体のカリスマ的指導者の関係を描いたドラマで、この宗教団体がサイエントロジー教会(Church of Scientology)と酷似しているとして話題になっている。 会見に出席したポール・トーマス・アンダーソン(Paul Thomas Anderson)監督は、同教会初期の活動にインスパイアされたことを認めつつ、映画の中心となるのは退役軍人と指導者の間の愛だと語った。また監督は、友人でもある俳優トム・クルーズ(Tom Cruise)にこの作品を見せたことも明かした。 ホアキン・フェニックス(Joaquin Phoenix)が退役軍人を、フィリップ・シーモア・ホフマン(Philip Seymour Hoffman)がサイエントロジー教会の創設者L・ロン・ハバート(L. Ron Hubbard)氏にそっくりな指導者を演じている。 写真は、レッドカーペットに登場した(左から)フェニックス、アンダーソン監督、プロデューサーのジョアン・セラー(JoAnne Sellar)、ホフマン、女優マディセン・ベイティ(Madisen Beaty、2012年9月1日撮影)。(c)AFP/GABRIEL BOUYS 画像作成中 ! 【9月3日 AFP】イタリア北部ベネチア(Venice)のリド(Lido)島で開催されている第69回ベネチア国際映画祭(Venice International Film Festival)で1日、コンペティション部門に出品されている『The Master』が公式上映された。(c)AFP ライフ 一覧へ> メディア・報道関係・法人の方向け 写真・動画 購入のお問合せ>