【9月3日 AFP】第67回ブエルタ・ア・エスパーニャ(67th Vuelta a Espana)は2日、第15ステージ(ラ・ロブラからラゴス・デ・コバドンガ、186.5キロメートル)が行われ、カハルーラル(Caja Rural)のアントニオ・ピエドラ(Antonio Piedra)が5時間1分23秒でステージ優勝を飾った。

 最後の上り坂が始まる地点で逃げ集団の先頭に躍り出たピエドラは、そのまま逃げ切ってフィニッシュラインを通過した。

 ピエドラと2分2秒差の2位にはエウスカルテル・エウスカディ(Euskaltel Euskadi)のルーベン・ペレス(Ruben Perez、スペイン)が入り、同タイムの3位にはアージェードゥゼル・ラ・モンディアル(AG2r-La Mondiale)のロイド・モンドリー(Lloyd Mondory、フランス)が続いた。

 カチューシャ・チーム(Katusha Team)のホアキン・ロドリゲス(Joaquim Rodriguez、スペイン)は、ピエドラから9分25秒差のステージ12位に入り、合計タイム58時間17分21秒で総合首位を守った。

 チーム・サクソバンク(Team Saxo Bank)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)はロドリゲスと同タイムの13位でステージを終えて22秒差の総合2位につけ、モビスター・チーム(Movistar Team)のアレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde、スペイン)が首位と1分41秒差の総合3位に浮上している。

 アルゴス・シマノ(Argos-Shimano)の土井雪広(Yukihiro Doi)はステージ57位に終わり、首位と1時間44分29秒差の総合118位となった。(c)AFP