【8月11日 AFP】ロンドン五輪は10日、アクアティクス・センター(Aquatics Centre)でシンクロナイズドスイミングのチームフリールーティン(FR)が行われ、ロシアがシドニー五輪から4大会連続となる金メダルを獲得した。

 7日に行われたデュエットでも金メダルを獲得しているロシアは、9日に行われたテクニカルルーティンとの合計で197.030点を記録し、同種目4連覇を達成した。

 ロシアが主要国際大会で金メダルを逃したのは4位に終わった1996年のアトランタ五輪が最後で、当時金メダルを獲得したのは米国だった。

 また、ロシアチームの一員としてロンドン五輪に出場したアナスタシア・ダビドワ(Anastassia Davydova)は、今回で通算5個目の金メダル獲得となった。

 フリールーティンで芸術評価点に重点を置いたロシアは、ダビドワを中心に一致団結し、満員の観客とプールサイドのジャッジを魅了した。

 フリーで洗練された演技を披露した中国だったが、合計194.010点で銀メダルとなり、ロシアから表彰台の頂点を奪うことはできなかった。北京五輪で銀メダルを獲得したスペインは193.120点で銅メダルだった。(c)AFP