【7月30日 AFP】世界保健機関(World Health OrganizationWHO)は28日、ウガンダ西部で今月初めにエボラ出血熱が発生し、これまでに20人の感染を確認、うち14人が死亡したと発表した。

 感染が広まっているのは首都カンパラ(Kampala)の西約200キロ、コンゴ民主共和国(旧ザイール)との国境から約50キロのキバレ(Kibaale)地域。

 WHOのJoaquim Saweka駐ウガンダ代表によれば、ウガンダ保健省と米疾病対策センター(Centers for Disease Control and PreventionCDC)の対策チームが現場に派遣された。

 コンゴ民主共和国にある小さな川の名をとって命名されたエボラ出血熱は、2007年にもウガンダ西部で37人、2000年には同国北部で少なくとも170人の死者を出している。(c)AFP