【8月2日 MODE PRESS】世界で初めて缶入りワインを発売したオーストラリアの「バロークス(Barokes)」が、新たに“世界のワイン”シリーズの展開をスタートする。その第一弾として、ワインの名産地であるフランスで収穫・加工した新作「フレンチ バロークス」の発売を7月中旬に開始した。

■手軽に本格的な味わいを

 バロークスは、ワインの劣化を防ぐヴィンセーフ(VINSAFE)という特許技術で缶入りのワインに対する「ステンレス臭いのでは?」という懸念を払拭し、手軽でありながら本格的な缶入りワインを展開している。現在では世界中で高い人気を誇る。日本では、2005年の上陸以来、ワイン好きを中心にファンが増え、他の缶入りアルコール飲料と一線を画した“本格ワイン”としてその地位を築いている。

 同製品の魅力は、なんといってもその手軽さ。250mlはグラス2杯分で、「ちょっと飲みたい」気分のときに一人で飲むにも、二人で分けるにも丁度良いサイズだ。ボトルと比べて持ち運びにも便利で栓抜きいらず。すぐに冷やすことができるので、家でも屋外でも飲みたいときに楽しむことができる。それでいて味は本格的。通常商品としてこれまでに発売している5種(オーストラリア産の赤、白、スパークリングの赤、白、ロゼ)は、世界で300名程しか有資格者のいない“マスターオブワイン”のひとり、ピーター・スミス(Peter Scudamore-Smith)が監修している。

■フランス、そして世界のおいしいワインを

 今回発売となった「フレンチ バロークス」は、仏・ラングドック地方で収穫し、ボルドーで充填したスパークリング 白とスパークリング ロゼの2種。白は、シャルドネとソービニヨンブランの絶妙なバランスの柑橘系。ロゼは、主にシラーズでベリーが香る爽やかな味わいだ。こちらは別のマスターオブワイン、フィリップ・グッドバンド(Philip Goodband)監修。どちらも458円(参考価格)で、百貨店やハイエンドスーパーマーケットなどで発売中。

 12日に都内で開催された発表会に出席したバロークスのグレッグ・ストーク(Greg Stokes)CEOは、「まずはワインを語る上で欠かせないフランスから。今後は、スペイン、イタリア、南アフリカなど、世界各国の味を届けていきたい」と語った。(c)MODE PRESS