【6月22日 AFP】11-12NBAファイナル(7回戦制)は21日、マイアミ(Miami)のアメリカン・エアラインズ・アリーナ(American Airlines Arena)で第5戦が行われ、マイアミ・ヒート(Miami Heat)は121-106でオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)を退け、対戦成績を4勝1敗としてチーム2度目のファイナル制覇を果たした。
 
 26得点13アシスト11リバウンドを記録する活躍を見せたレブロン・ジェームズ(LeBron James)は、念願だったNBAファイナル制覇を達成すると同時にシリーズ最優秀選手(MVP)に選出され、ヒートに移籍した2年前にファンの前で誓った約束を果たした。

 ヒートはベンチスタートのマイク・ミラー(Mike Miller)が、シリーズ第4戦まで一度も入らなかった3ポイントシュートを8本中7本を成功させて23得点を記録すると、クリス・ボッシュ(Chris Bosh)が24得点、ドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)が20得点8アシストを記録し、チームを05-06シーズン以来のタイトルに導いた。

 本拠地に集まった20003人の観衆の前でヒートは3ポイントシュートを26本中14本を成功させ、第3クォーターにはサンダーを36-22で突き放した。

 一方、敗れたサンダーはケビン・デュラント(Kevin Durant)が32得点11リバウンド、ラッセル・ウエストブルック(Russell Westbrook)が19得点6アシストを記録したが、シリーズ初戦で手にしたアドバンテージを生かすことができず、4連敗でシーズンの幕を閉じた。(c)AFP