【6月20日 AFP】11-12NBAファイナル(7回戦制)は19日、マイアミ(Miami)のアメリカン・エアラインズ・アリーナ(American Airlines Arena)で第4戦が行われ、マイアミ・ヒート(Miami Heat)が104-98でオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)に連勝し、ファイナル制覇に王手をかけた。

 試合中に左足を負傷してまともに動くことができなかったレブロン・ジェームズ(LeBron James)が、試合終盤に値千金の3ポイントシュートを沈め、ヒートを勝利に導いた。

 第4クォーターにドライブを仕掛けた際に転倒し、左足を痛めたジェームズは、94-94の同点で迎えた試合残り2分51秒の場面で3ポイントシュートを決めてチームにリードをもたらすと、その後はベンチに退き、試合終了の瞬間を見届けた。

 ジェームズが26得点9リバウンド12アシスト、ドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)とマリオ・チャルマース(Mario Chalmers)が25得点を記録したヒートは、シリーズ対戦成績を3勝1敗として05-06シーズン以来のファイナル制覇に大きく前進している。

 一方、第1クォーターで今シリーズ最高の滑り出しを見せたサンダーだったが、ラッセル・ウエストブルック(Russell Westbrook)が試合最多の43得点、ケビン・デュラント(Kevin Durant)が28得点を記録したものの、ヒートに逆転負けを喫した。(c)AFP