【6月18日 MODE PRESS】東京・銀座にあるグッチ銀座6階に、シネマルーム「シネマ ヴィジョナリーズ」がオープンした。映画フィルムの保存・修復活動を行なう「ザ・フィルム・ファンデーション(The Film Foundation)」とのパートナーシップによって復元された名画を、今年12月まで約半年にわたって上映する。

 90年以上の歴史を持つブランドとして、多大なインスピレーション源であり未来に残すべき芸術作品の保存に取り組むグッチ(Gucci)は、2006年から「ザ・フィルム・ファンデーション」の保存・修復活動を支援。今年5月にカンヌ国際映画祭で上映された『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』完全版を含め、これまでに7本の修復をサポートしている。

 今回のグッチ銀座「シネマ ヴィジョナリーズ」は、映画修復の必要性や作品の素晴らしさを伝えるには復元作品を観てもらうのが一番、ということで実現した。完全予約制で、毎月異なる作品を上映する。6月の上映作はイタリアを代表するフェデリコ・フェリーニ(Federico Fellini)監督の『甘い生活』、続く7月にはルキノ・ヴィスコンティ(Luchino Visconti)監督作の『山猫』が予定されている。映画館とは一味違う空間で、クラシック映画を堪能するまたとない機会だ。上映日程や予約方法はグッチ ジャパンのオフィシャルFacebookで公開中。

【詳細情報】
・会場:グッチ銀座6階(東京都中央区銀座4-4-10)
・開催期間:6月2日~12月2日(予定)
・定員:1回20名 入場無料/完全予約制
※申込は「シネマ ヴィジョナリーズ」公式サイトから
(c)MODE PRESS

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「シネマ ヴィジョナリーズ」公式サイト