【6月13日 AFP】11-12NBAファイナル(7回戦制)は12日、オクラホマシティ(Oklahoma City)のチェサピーク・エナジー・アリーナ(Chesapeake Energy Arena)で開幕し、ホームのオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)が105-94でマイアミ・ヒート(Miami Heat)に先勝した。

 サンダーはケビン・デュラント(Kevin Durant)とラッセル・ウエストブルック(Russell Westbrook)の2人が後半だけで合計41得点を挙げる活躍を見せ、05-06シーズン以来のファイナル制覇を目指すヒートに競り勝った。

 第3クォーター終盤にウエストブルックの3ポイントプレーでこの試合初めてリードを奪ったサンダーは、第4クォーターに入ると今回がNBAファイナル初出場となったデュラントが17得点を記録した。

 後半だけで23得点を稼ぐ活躍を見せたデュラントは両チーム最多の36得点を記録し、第3クォーターに12得点を挙げたウエストブルックは27得点11アシストを記録した。

 また、1996年に前身のシアトル・スーパーソニックス(Seattle SuperSonics)が勝ち進んで以来となるファイナルに臨むサンダーは、セルジ・イバカ(Serge Ibaka)は10得点6リバウンドを記録している。

 一方、10-11シーズンのNBAファイナルではダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)の前に敗退したヒートは、シーズン最優秀選手(MVP)に3度輝いているレブロン・ジェームズ(LeBron James)が30得点9リバウンド、ドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)が19得点した。(c)AFP/Greg Heakes