【6月7日 AFP】11-12NBAは6日、ウエスタンカンファレンス決勝(7回戦制)が行われ、オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)が107-99でサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)を破り、2連敗からの4連勝でNBAファイナル進出を決めた。

 前半終了時には15点のビハインドを背負っていたサンダーだが、ケビン・デュラント(Kevin Durant)が34得点14リバウンド、ラッセル・ウエストブルック(Russell Westbrook)が25得点を挙げる活躍を見せ、スパーズとのシリーズ対戦成績を4勝2敗としてウエスタンカンファレンスの頂点に立った。

 また、サンダーはジェームス・ハーデン(James Harden)がベンチスタートながら16得点を記録し、セルジ・イバカ(Serge Ibaka)も10得点を挙げている。

 1996年の前身シアトル・スーパーソニックス(Seattle SuperSonics)時代以来となるファイナル進出を果たしたサンダーは、NBAファイナルでマイアミ・ヒート(Miami Heat)とボストン・セルティックス(Boston Celtics)の勝者と対戦する。

 一方、4月11日からサンダーとの第3戦に敗れるまで50日間無敗を誇り、公式戦20連勝を飾っていたスパーズだったが、若くて身体能力の高いサンダーに苦戦し、最後は今シーズン最長の4連敗を喫して力尽きた。

 スパーズはトニー・パーカー(Tony Parker)がチーム最多の29得点12アシスト、ティム・ダンカン(Tim Duncan)が25得点14リバウンド、スティーブン・ジャクソン(Stephen Jackson)が6本の3ポイントシュートを決めて23得点を記録した。(c)AFP