【5月25日 AFP】11-12NBAは24日、カンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、マイアミ・ヒート(Miami Heat)は105-93でインディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)を下し、対戦成績4勝2敗でイースタンカンファレンス決勝に進出した。

 試合序盤には11点差をつけられたヒートは、ドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)が前半だけで26得点を挙げるなど41得点、レギュラーシーズンの最優秀選手(MVP)に選出されたレブロン・ジェームズ(LeBron James)が28得点を記録した。また、ヒートはクリス・ボッシュ(Chris Bosh)が負傷により欠場し、ペイサーズとの第5戦の暴力行為で出場停止処分を受けたウドニス・ハスレム(Udonis Haslem)やデクスター・ピットマン(Dexter Pittman)を欠きながらも、マリオ・チャルマース(Mario Chalmers)が15得点、控えのマイク・ミラー(Mike Miller)が12得点を挙げて勝ち抜けを決めた。

 一時は通算成績を1勝2敗とされたものの、スター選手をそろえるヒートはそこから3連勝を挙げた。

 ヒートはカンファレンス決勝で、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)とフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)の勝者と対戦する。

 10-11シーズンの決勝でシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)を破ったヒートは、NBAファイナルではダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)に敗れている。

 一方、敗れたペイサーズはデビッド・ウエスト(David West)の24得点を筆頭に先発した5選手が2桁得点を記録したものの、20度のターンオーバーから26失点を喫した。(c)AFP