【5月13日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は12日、11-12レギュラーシーズンの最優秀選手(MVP)にマイアミ・ヒート(Miami Heat)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)を選出した。

 メディア関係者とファンによるインターネット投票で1位票を85票獲得したジェームズは、4シーズンで3度目のMVP選出となり、2010年から所属するヒートでは初めての受賞となる。

 これまでMVPに3回以上選出された選手には、6回のカリーム・アブドゥル・ジャバー(Kareem Abdul-Jabbar)氏をはじめ、5回のマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏とビル・ラッセル(Bill Russell)氏、4回のウィルト・チェンバレン(Wilt Chamberlain)氏、3回のマジック・ジョンソン(Magic Johnson)氏、ラリー・バード(Larry Bird)氏、モーゼス・マローン(Moses Malone)氏らがいるが、NBAファイナルを制した経験が無いのはジェームズだけとなっている。

 ジェームズはクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)に所属していた08-09シーズンと09-10シーズンにもMVPに選出されており、異なるチームで受賞したのはアブドゥル・ジャバー氏、チェンバレン氏、マローン氏に続き4人目となる。

 ヒートに移籍して2年目を迎えたジェームズは今シーズン62試合に出場し、1試合平均27.1得点、7.9リバウンド、6.2アシストを記録している。

 2位にはオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)のケビン・デュラント(Kevin Durant)が入り、3位にはロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)のクリス・ポール(Chris Paul)、4位にはロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のコービー・ブライアント(Kobe Bryant)、5位にはサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)のトニー・パーカー(Tony Parker)が続いた。(c)AFP