【4月25日 AFP】NBA(米プロバスケットボール協会)懲戒委員会は24日、相手選手の頭部に肘打ちをして退場処分を受けたロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のメッタ・ワールドピース(Metta World Peace)に対し、7試合の出場停止を言い渡した。

 ステープルズ・センター(Staples Center)で行われた22日のオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)戦の試合中に、ワールドピースが振り上げた肘が、ジェームス・ハーデン( James Harden)の頭部を直撃していた。

 NBAコミッショナーのデビッド・スターン(David Stern)氏は「われわれはNBA選手の安全確保のために必要な手段は取る。過去に処罰を受けている者にも、適切な処分を科す」とコメントした。

 2011年9月にロン・アーテスト(Ron Artest)から改名したワールドピースは、2004年に行われたデトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons)との試合でワールドピースは観客と乱闘を起こし、NBA史上最も長い86試合の出場停止処分を受けている。

 処分は26日に控えるレギュラーシーズン最終戦から適用され、ポストシーズンでも継続される。(c)AFP

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