【1月23日 AFP】クロアチアで22日、欧州連合(EU)加盟の是非を問う国民投票が行なわれ、賛成66%で加盟は承認された。一方で投票率は伸び悩んだ。

 この承認を受けたゾラン・ ミラノビッチ(Zoran Milanovic)首相は、「クロアチアがEUへの加盟を選択した。歴史的決断だ。われわれの歴史の転換点になるかもしれない」と述べ、投票結果を歓迎した。

 この速報値は開票率99%の時点のもの。投票率に関わらず、賛成票が反対票を上回れば承認となる。

 一方で加盟反対派は、投票率が43.58%にとどまったことが選挙管理委員会により発表されたことから、この投票は無効だと主張している。

 クロアチアのEU加盟は、現在の加盟27か国の批准を得た後、2013年7月1日になる見通し。(c)AFP/Lajla Veselica