【1月23日 AFP】11NFLプレーオフは22日、カンファレンス決勝の2試合が行われ、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)とニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)が第46回スーパーボウル(Super Bowl XLVI)進出を決めた。

 ボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)と対戦したペイトリオッツは、16-20で迎えた第4クォーター序盤にクォーターバック(QB)のトム・ブレイディ(Tom Brady)がフォースダウン、残り1ヤードの場面で自らエンドゾーンに飛び込み、23-20と逆転に成功した。

 リードを守り、試合残り時間2分45秒で攻撃権を手にしたペイトリオッツは時間を使い切ることができず、レイヴンズに最後の反撃のチャンスを与えてしまったが、終了間際にビリー・カンディフ(Billy Cundiff)が同点となる32ヤードのフィールドゴールを外し、ペイトリオッツの勝利が決まった。

 一方、サンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)のQBアレックス・スミス(Alex Smith)にヴァーノン・デイヴィス(Vernon Davis)へのタッチダウンパスを2度に渡って許したジャイアンツは、第4クォーターにQBイーライ・マニング(Eli Manning)が17ヤードのタッチダウンパスをマリオ・マニンガム(Mario Manningham)に通し17-14と逆転したが、試合時間残り5分39秒でフォーティナイナーズのデイヴィッド・エイカーズ(David Akers)がフィールドゴールを決め、17-17の同点で試合はオーバータイム(OT)に突入した。

 オーバータイムにジャイアンツは、ファンブルリカバーからチャンスを奪うと、ローレンス・タインズ(Lawrence Tynes)が31ヤードの決勝フィールドゴールを成功させ、NFC王者に輝いた。

 第42回スーパーボウル(Super Bowl XLII)での両チームの対決では、ジャイアンツがパーフェクトシーズンを狙っていたペイトリオッツを17-14で下し、優勝を飾っている。

 また、2011年11月に行われた今シーズンの直接対決でもジャイアンツが24-20で勝利しているものの、ペイトリオッツは、その試合以降では10連勝を飾っている。

 第46回スーパーボウルは2月5日に、インディアナポリス・コルツ(Indianapolis Colts)の本拠地、ルーカス・オイル・スタジアム(Lucas Oil Stadium)で行われる。(c)AFP