【12月19日 AFP】11NFLは18日、第15週の試合が各地で行われ、グリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)がカンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)に14-19で敗れ、開幕からの連勝記録が13で止まった。    成績不振を理由にトッド・ヘイリー(Todd Haley)ヘッドコーチ(HC)が解任されたばかりのチーフスは、今季初先発のクォーターバック(QB)カイル・オートン(Kyle Orton)が31本中23本のパスを成功させて299ヤードを稼いだ。  一方、第45回スーパーボウル(Super Bowl XLV)覇者のパッカーズは、QBアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)が35本中17本のパス成功で235ヤード獲得と精彩を欠き、2010年12月19日に行われたニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)戦以来約1年ぶりの敗戦を喫し、前シーズンから続いていた連勝記録も19で止まった。  試合後にロジャースは、「最大の目標はスーパーボウル制覇。次のステップはプレーオフの第1シードを獲得すること」とコメントしている。  一方、ペイトリオッツはQBトム・ブレイディ(Tom Brady)が2度のタッチダウンパスを含む23本のパスを成功させ320ヤードを獲得すると、自らもタッチダウンを1本を成功させ、デンバー・ブロンコス(Denver Broncos)に41-23で勝利した。  この結果、ペイトリオッツはブロンコスの連勝を6で止め、2001シーズン以降では9度目となるAFC東地区での優勝を成し遂げた。  オークランド・レイダース(Oakland Raiders)と対戦したデトロイト・ライオンズ(Detroit Lions)は、終盤までリードを許していたものの、残り39秒でQBマシュー・スタッフォード(Matthew Stafford)がカルバン・ジョンソン(Calvin Johnson)に6ヤードのタッチダウンパスを通し、28-27の僅差で逆転勝利を収めた。  サンディエゴ・チャージャーズ(San Diego Chargers)のQBフィリップ・リバース(Philip Rivers)はタッチダウンパス1本を成功させると、ランニングバック(RB)のライアン・マシューズ(Ryan Mathews)が2本のタッチダウンを決め、34-14でボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)を下し、プレーオフ進出の望みをつないでいる。  また、QBペイトン・マニング(Peyton Manning)をけがにより欠くインディアナポリス・コルツ(Indianapolis Colts)は、テネシー・タイタンズ(Tennessee Titans)を27-13で下し、今季初白星を挙げた。マニング不在時のコルツの勝利は、14年ぶりとなっている。(c)AFP