【11月12日 AFP】(記事更新)11-12フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯(NHK Trophy 2011)は11日、札幌で行われ、女子シングル・ショートプログラム(SP)で日本の鈴木明子(Akiko Suzuki)が66.55点で首位に立った。

 『ハンガリアン・ラプソディー(Hungarian Rhapsody)』を選曲した鈴木は、プログラム最初の連続3回転ジャンプを成功させると、その後も鮮やかな2本のジャンプやハイレベルなスピンとステップを披露し、自己ベストを叩き出した。

 2011世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2011)で4位に入ったロシアのアレーナ・レオノワ(Alena Leonova)は、生き生きとした演技を披露して61.76点を記録して2位につけ、2010年バンクーバー冬季五輪で銀メダルを獲得した日本の浅田真央(Mao Asada)は、トレードマークのトリプルアクセルを失敗するなどジャンプに苦しみ、58.42点で3位となっている。

 また、日本の石川翔子(Shoko Ishikawa)は45.07点で10位だった。

 ペア・ショートプログラム(SP)はドイツのアリオナ・サフチェンコ(Aliona Savchenko)/ロビン・ショルコウィー(Robin Szolkowy)組が59.23点で首位に立った。2位には57.89点で日本の高橋成美(Narumi Takahashi)/マービン・トラン(Mervin Tran)組がつけ、3位には56.23点でイタリアのステファニア・ベルトン(Stefania Berton)/オンドレイ・ホッタレク(Ondrej Hotarek)組がつけた。

 ロシアの川口悠子(Yuko Kawaguchi)/アレクサンドル・スミルノフ(Alexander Smirnov)組は55.02点で5位だった。

 アイスダンス・ショートダンス(SD)はロシアのエレーナ・イリニフ(Elena Ilinykh)/ニキータ・カツァラポフ(Nikita Katsalapov)組が61.83点で首位に立った。2位には60.07点でカナダのケイトリン・ウィーバー(Kaitlyn Weaver)/アンドリュー・ポジェ(Andrew Poje)組がつけ、3位には59.02点で米国のマイア・シブタニ(Maia Shibutani)/アレックス・シブタニ(Alex Shibutani)組がつけた。

 日本のキャシー・リード(Cathy Reed)/クリス・リード(Chris Reed)組は49.36点で8位。(c)AFP