【3月30日 AFP】東京電力(Tokyo Electric Power Co.TEPCO)は30日、清水正孝(Masataka Shimiz )社長(66)が29日、都内の病院に入院したと発表した。

 同社広報は、清水社長が29日夜に体調を崩し、急きょ入院したと発表したが、詳細は明らかにしていない。

 NHKは、清水社長は「高血圧やめまいのため」入院したと報じた。同社長は13日に記者会見した後、公の場に現れておらず国内メディアから批判を浴びていた。清水社長が13日の会見後初めて出席する予定だった30日の記者会見には、代わって勝俣恒久(Tsunehisa Katsumata)会長が出席した。

 TEPCOは28日、清水社長がこの間、体調を崩していったん同社本店内の対策本部を離れ、数日間、休養をとっていたと発表していた。毎日新聞によると、清水社長は16日から体調を崩し、本店内でも1週間ほど、対策本部とは別室の役員室で休息していたと言う。(c)AFP