【1月20日 AFP】スーダン南部の分離独立の是非を問う住民投票で、19日までに賛成票が独立に必要な60%を超えたことが、AFPの独自集計で明らかになった。中には、賛成が99%に達した地域も出ている。

 地域によってはまだ集計が始まっていないが、AFPが南部の投票管理委員会から入手した情報をもとに独自集計したところ、19日夕方の時点で独立賛成は222万4857票に上った。独立に必要な票数は189万票で、すでに世界で最も新しい独立国の誕生は確実な情勢だ。

 キリスト教徒のアフリカ系住民が多数派を占めるスーダン南部は、イスラム教徒のアラブ系住民が多数を占める北部との分離独立を求めていた。(c)AFP/Guillaume Lavallee

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