【7月29日 AFP】国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界遺産委員会(World Heritage Committee)は28日、ブラジルのブラジリア(Brasilia)で開いた会合で、南米エクアドル領ガラパゴス諸島(Galapagos Islands)を「危機遺産リスト」から削除すると発表した。エクアドル政府の保護・保存努力が評価された。

 ガラパゴス諸島はエクアドルの西約1000キロに位置する。1978年、諸島と周辺海域の豊かな生態系が評価され、13の主島と17の小島が自然遺産リストに登録された。しかし、観光客の増加や外来種の侵入などにより、2007年に危機遺産リストに登録されていた。(c)AFP

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