【4月28日 AFP】太陽光の圧力で宇宙空間を進む「宇宙帆船」、イカロス(Interplanetary Kite-craft Accelerated by Radiation of the SunIKAROS)が5月18日、実証実験に向けて鹿児島県の種子島宇宙センター(Tanegashima Space Center)から打ち上げられる。宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration AgencyJAXA)が27日発表した。

 イカロスを開発したJAXAによると、イカロスは髪の太さより薄い「ソーラーセイル(太陽帆)」にはり付けられた薄膜太陽電池による発電と太陽光の圧力で、宇宙空間を航行する。イカロスは円筒の形状で打ち上げられたあと、宇宙空間で14メートル四方の帆を広げるという。(c)AFP/Miwa Suzuki