バッハとブレイクダンスが融合した新しい舞台、ベルリンで上演
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【4月14日 AFP】バッハ(Bach)の音楽とブレイクダンスを組み合わせた舞台が13日、ドイツ・ベルリン(Berlin)で開幕した。
「フライング・バッハ(Flying Bach)」というタイトルのこの公演は、ブレイクダンスで4度の世界チャンピオンになった経験を持つベルリンのダンスグループ「フライング・ステップス(Flying Steps)」とバッハの「平均律クラヴィーア曲集(Das Wohltemperierte Klavier)」の融合を、前衛的なドイツ人監督クリストフ・ヘーゲル(Christoph Hagel)が指揮するもの。「ヒップホップの哲学がクラシックの天才と出会う」が宣伝文句だ。
70分の上演では、前奏曲やフーガがピアノやハープシコードで演奏されたり、電子音で生まれ変わったりする。6人のダンサーはブレイクダンスと様々な激しいスタイルを組み合わせるので、そのダンスは全く新しいものに見える。
フライング・ステップスの創設者は、クラシックに合わせて踊るのは大きな挑戦だと語った。
「ヒップホップではピートに合わせて踊るが、バッハでは静かな音も動きで表現し、音楽の雰囲気をダンスに出さなければならない」
「ブレイクダンスは、技術とアクロバットが中心になり、個人の動きの組み合わせで成り立つ。しかし、『フライング・バッハ』では、音楽の感情を伝えたい」
この公演では、フライング・ステップの5人のダンサーに混じって、日本人コンテンポラリー・ダンサーの川口ゆい(Yui Kawaguchi)さんが唯一の女性出演者として参加している。
「フライング・バッハ」は、ベルリンの「新ナショナルギャラリー(Neue Nationalgalerie)」で5月1日まで上演される。(c)AFP/Simon Sturdee
【参考】ダンスの映像はこちらから(Youtube/AFPBBチャンネル)
「フライング・バッハ(Flying Bach)」というタイトルのこの公演は、ブレイクダンスで4度の世界チャンピオンになった経験を持つベルリンのダンスグループ「フライング・ステップス(Flying Steps)」とバッハの「平均律クラヴィーア曲集(Das Wohltemperierte Klavier)」の融合を、前衛的なドイツ人監督クリストフ・ヘーゲル(Christoph Hagel)が指揮するもの。「ヒップホップの哲学がクラシックの天才と出会う」が宣伝文句だ。
70分の上演では、前奏曲やフーガがピアノやハープシコードで演奏されたり、電子音で生まれ変わったりする。6人のダンサーはブレイクダンスと様々な激しいスタイルを組み合わせるので、そのダンスは全く新しいものに見える。
フライング・ステップスの創設者は、クラシックに合わせて踊るのは大きな挑戦だと語った。
「ヒップホップではピートに合わせて踊るが、バッハでは静かな音も動きで表現し、音楽の雰囲気をダンスに出さなければならない」
「ブレイクダンスは、技術とアクロバットが中心になり、個人の動きの組み合わせで成り立つ。しかし、『フライング・バッハ』では、音楽の感情を伝えたい」
この公演では、フライング・ステップの5人のダンサーに混じって、日本人コンテンポラリー・ダンサーの川口ゆい(Yui Kawaguchi)さんが唯一の女性出演者として参加している。
「フライング・バッハ」は、ベルリンの「新ナショナルギャラリー(Neue Nationalgalerie)」で5月1日まで上演される。(c)AFP/Simon Sturdee
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