【3月26日 AFP】ドイツ西部のノルトライン・ウェストファーレン(North Rhine-Westphalia)州で、ケルン(Cologne)市が導入した「売春税」が成功を収めていることから、他の自治体も追随する方針を固めた。

 ケルン市は2004年、売春を職業とする女性に対し月額150ユーロ(約1万8500円)、売春宿に対しては1平方メートル当たり同3ユーロ(約370円)の特別税を科すことを決めた。以来、「売春税」による税収は好調で、2009年には80万ユーロ(約9900万円)の税収があったという。

 長引く不況で各自治体で厳しい財政状態が続くなか、同じノルトライン・ウェストファーレン州内のエッセン(Essen)、デュイスブルク(Duisburg)、ドルトムント(Dortmund)などの都市が、州政府に「売春税」の認可を申請。州政府内務省も、「迅速に処理したい」と前向きだ。

 ドイツでは、売春業は違法行為ではなく、原則としては普通税や労働基準法の適用範囲となる。(c)AFP