【1月26日 AFP】(写真追加)サッカーアフリカ・ネイションズカップ(アフリカ選手権、African Nations Cup 2010)は26日、準々決勝の2試合が行われ、前回大会の王者エジプトとナイジェリアが準決勝に進んだ。

  エジプトは前半25分に同国代表記録となる170試合目の出場を飾った主将アハメド・ハッサン(Ahmed Hassan)のオウンゴールで先制を許したが、同37分にハッサンが30メートルのロングシュートを決めて同点に追いついた。

 試合は1-1の同点のまま延長戦に突入した。

 エジプトは途中出場したモハメド・ナギ・ゲド(Mohamed Nagy 'Gedo')が延長前半2分に得点を決めて勝ち越すと、同5分にはハッサンがフリーキック(FK)からを得点を決めて加点した。

 ゴールキーパー(GK)のイドリス・カルロス・カメニ(Idriss Carlos Kameni)が弾いたボールがクロスバーに当たりゴールラインを越えたと判断され、ハッサンの得点は認められたが、カメラ映像ではボールはゴールラインを越えていなかった。

 ナイジェリアは0-0で迎えたPK戦を5-4で制し、ザンビアを下した。

 PK戦でナイジェリアのGKビンセント・エニェアマ(Vincent Enyeama)はトーマス・ニレンダ(Thomas Nyirenda)のシュートをセーブすると、最後は5人目のキッカーとしてシュートを沈めて試合を決めた。

 準決勝は28日に行われ、エジプトはアルジェリアと、ナイジェリアはガーナと対戦する。(c)AFP/Nick Reeves