【1月6日 AFP】ケニアの主要都市で4日、マタトゥと呼ばれる公共乗り合いバスの運転手らが3日間のストライキに突入、公共交通機関がまひ状態に陥っている。5日には通勤の足をマタトゥに頼る人々の多くが自宅待機を余義なくされたほか、何時間もかけて徒歩やヒッチハイクで出勤する人の姿も見られた。

 ストライキは、警察官が運転手を恐喝して金を巻き上げるケースが後を絶たないことに業を煮やしたロビー団体などが呼びかけたもの。ロビー団体の代表者らは、5日中にジョージ・サイトティ(George Saitoti)安全保障相と面会し、事態の打開に向けて協議する。(c)AFP