【12月28日 AFP】冬季五輪ノルディックスキー・ジャンプで4個の金メダルを獲得したマッティ・ニッカネン(Matti Nykanen、フィンランド)容疑者が、25日に妻への殺人未遂容疑で逮捕されていたことが分かった。ヘルシンキ(Helsinki)で27日に報道され、明らかとなった。

 ニッカネン容疑者は25日、妻の前頭部と腕にけがをさせ、週末を留置場で過ごした。暴行を受けた妻が隣家に逃げ込み、警察に通報した。

 ヘルシンギン・サノマット(Helsingin Sanomat)紙によると、同容疑者は28日にも起訴される見込みであるという。

 ニッカネン容疑者は、1988年のカルガリー冬季五輪で3冠を達成してジャンプ界で最も有名な選手の1人であるが、いまだ人気の衰えないフィンランド国内では悪名が高かった。同容疑者は、過去にも妻への暴行で服役している。(c)AFP