【6月30日 AFP】(一部更新)イエメン国営のイエメン航空(Yemenia Air)は30日、イエメンのサヌア(Sanaa)からアフリカ東岸沖のコモロ連合の首都モロニ(Moroni)に向かっていたエアバス(AirbusA310型機が現地時間同日未明、コモロ沖数カイリのインド洋に墜落したと発表した。

 この便は29日、パリのシャルル・ドゴール空港(Charles de Gaulle Airport)をエアバスのA330-200型機で出発。フランス南部マルセイユ(Marseille)を経由してイエメンの首都サヌアに到着した。乗客はサヌアでA310型機に乗り換え、ジブチ経由でモロニに向かっていた。この飛行機は現地時間30日午前2時(日本時間同日午前8時)にモロニに到着する予定だった。

 イエメンの当局者によると、墜落したA310型機には乗客142人、乗員11人が乗っていた。乗客の大半はコモロ出身のフランス人だという。生存者救助のため、船舶が現場海域に向かっている。(c)AFP/Hammoud Mounassar