【5月30日 AFP】(一部訂正)フランス警察は29日、長野五輪の女子スノーボード大回転で金メダルを獲得したカリーヌ・ルビ(Karine Ruby、フランス)が、アルプス(Alps)山脈のモンブラン(Mont Blanc)で転落し、遺体で発見されたと発表した。

 1998年の長野五輪で金メダル、2002年のソルトレーク五輪では銀メダルを獲得したルビは、地元当局によるとモンブランのクレバス(氷河などの深い割れ目)で発見された。ルビは世界選手権で6度優勝し、W杯では通算65勝を挙げている。

 警察はルビと他2人は氷河を越えようとしてクレバスに転落したと発表。同伴した2人のうち1人は死亡、もう1人はジュネーブ(Geneva)の病院に搬送された。(c)AFP