【4月21日 AFP】マラウイの最高裁判所は来月、米歌手マドンナ(Madonna)さんによる2人目の養子縁組申請について審理する。裁判所職員が20日明らかにした。

 マドンナさんは前月、マラウイで3歳の女児チファンド・マーシー・ジェームズ(Chifundo Mercy James)ちゃんの養子縁組を申請したが、マラウイの高等裁判所は今月3日、子どもの人身売買を助長しかねないとして、申請を却下した。マドンナさんは同日、最高裁に上訴していた。

 最高裁の審理は5月4日に開かれるという。

 マドンナさんの弁護士アラン・チヌラ(Alan Chinula)氏は、上訴の根拠について、マドンナさんには3年前にマラウイからデービッド・バンダ(David Banda)ちゃんを養子として迎えているという実績があり、チファンドちゃんに「良い暮らし」を約束できるなどと説明している。(c)AFP