【3月19日 AFP】2006年にマラウイからデービッド(David)くんを養子に迎えた米歌手マドンナ(Madonna)さんが、同国から2人目の養子を迎えたい意向を表明したことについて、マラウイ当局は19日、養子縁組には裁判所の承認が必要だとの見方を示した。

 マドンナさんは今週初め、マラウイの地元紙の取材でデービッドくんの兄弟として同国から新たに養子を迎える可能性を明らかにした。一方で、マラウイ政府と国民の同意があった場合に限るとも強調した。

 マドンナさんはこの地元紙に電子メールで、「多くの友人、特にマラウイの友人から、デービッドには弟か妹がいた方が良いと言われた」「新たな養子についてはずっと考えてきたが、マラウイの国民と政府の協力がなければ実現できない」と回答した。

 マラウイ母子発育局(Ministry of Child and Women Development)はAFPの取材に対し、養子縁組は高等裁判所の承認が必要で、単に世論を味方につければ良い問題ではないと話している。(c)AFP