【9月24日 AFP】ウズベキスタンリーグのFCブニョドコル(FC Bunyodkor)は23日、サッカー元ブラジル代表の英雄ジーコ(Zico)氏が近日中に監督に就任することを望んでいると明かした。

 55歳のジーコ氏は23日にウズベキスタンを訪れ、ブニョドコルとの契約条件をまとめるためにクラブ上層部と交渉を行うものと見られている。

 ブニョドコル側は、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)アジア最終予選で2連敗を喫し辞任したラウフ・イニレーフ(Rauf Inliyev)氏の後任としてウズベキスタン代表の監督に就任したミルジャラル・カシモフ(Mirjalol Kasymov)氏の後をジーコ氏が一刻も早く引き継ぐことを望んでいる。

 また、ウズベキスタンサッカー協会は、ジーコ氏が代表チームでイニレーフ氏を支援することを望んでいることを明かしている。

 日本代表を率いて2004年にアジアカップ(Asian Cup)を制したジーコ氏は、2007-08シーズンはトルコ・スーパーリーグのフェネルバフチェ(Fenerbahce)を指揮しリーグ優勝を果している。(c)AFP