【7月8日 AFP】北海道洞爺湖サミット(G8 Hokkaido Toyako Summit)に出席したG8の首脳らは7日夜、高騰する食糧価格の問題はひとまず脇に置いて、キャビア、毛ガニ、京都牛といった高級食材に舌鼓を打った。

 福田康夫(Yasuo Fukuda)首相夫妻が主催した夕食会のテーマは、「北海道、大地と海の恵み」。首相は「洞爺湖へようこそ」とジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領ら客人を出迎えた。客人らは靴を脱ぎ、畳に座って8品の豪華なコースを味わった。

 前菜は、シャンパンや酒とともに「ウニとスモークサーモンのパンシュープリーズ」。各国の首脳と夫人らは見事な箸さばきを披露しつつ、京都牛の冷しゃぶ、マグロの角切り、オホーツク産毛ガニのビスク(スープ)などを堪能した。メインには、キンキ塩焼きと、白糠(しらぬか)町産の子羊をハーブで香り付けしてブラックトリュフを添えた一品が出たという。(c)AFP