【4月4日 AFP】マクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)とウィリアムズ(Williams)のニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)は、08F1第3戦バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2008)の行われるサキール・バーレーン・インターナショナル・サーキット(Sakhir Bahrain International circuit)での思い出を共有している。

 今シーズンの第2戦までを終えてドライバーズポイントを14とし首位に立っているルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグは、2004年にサキール・バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたユーロF3で共に表彰台に登ったことを思い起こしたが、バーレーンGPで現在の大志を確かなものにする為、もう一度結果を残すという決意を語った。

 ロズベルグは「2004年にはここで素晴らしいレースをした。間違えていなければ、ルイスと僕はレース後の表彰台に立っていたと思う。あれは『マカオ/バーレーン・チャレンジ(Macau-Bahrain Challenge Cup)』で、その時の僕らには凄いことであり、最高の時間を過ごした。僕はここでいくつも素晴らしいレースを経験している」と語り、2005年の同サーキットで行われたGP2の優勝について「あれは素晴らしかった。F1に向けて僕自身のキャリアで一番重要な一歩となった勝利だった」と思い出を振り返った。

 一方のハミルトンは「最高のサーキットで本当に楽しめるし、最近数年間では常に素晴らしい時間を過ごしている。特に初めてここへ来たときはキャリアが終わってしまうかと思ったが、奇跡を引き寄せてなんとか優勝した。その時にニコと表彰台に登ったんだ。ただ、僕にとってここは去年(2007年)も素晴らしい場所だった。去年はここからドライバーズポイントをリードしていったけど、今年はここに来るまでにトップに立っている。もちろん頑張って一つでも上の順位に入りたい。それを出来るだけの良いポジションに僕らはいる」と相性の良いサーキットで結果を残す自信を覗かせた。(c)AFP