【2月7日 AFP】2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)・アジア3次予選・グループ2、日本vsタイ。試合は日本が4-1で勝利を収め、予選初戦を白星で飾った。

 前半21分に遠藤保仁(Yasuhito Endo)のフリーキックから先制点を奪うも、直後の同22分にティーラテープ・ウィノータイ(Teeratep Winothai)に同点ゴールを許し、前半を1-1で終えた日本は、迎えた後半9分に大久保嘉人(Yoshito Okubo)のゴールで再びリードを奪うと、同21分にフリーキックから中澤佑二(Yuji Nakazawa)が、試合終了間際には途中出場の巻誠一郎(Seiichiro Maki)が追加点を挙げ、ナロンチャイ・ワシラバーン(Narongchai Vachiraban)の退場により10人で戦うことを強いられたタイを圧倒した。

 試合後に日本の岡田武史(Takeshi Okada)監督は「先制した時は楽な展開になると思ったが、直後に同点ゴールを許し、予選は簡単にいかないなと思った。2点目はラッキーだったが、選手たちが得点を取りたいという意志、気持ちがあったから入った」と試合を振り返った。

 一方、敗れたタイのチャンウィット・パラシービン(Chanvit Phalajivin)監督は「今回の試合では、怪我や累積警告で主力4人が出場できず、空中戦でも日本より劣っていたのでこのような結果になった。次の試合をフルメンバーで臨められれば、我々はもっと良いプレーができるだろう」とコメントを残した。(c)AFP