【1月8日 AFP】コートジボワール・サッカー協会(Ivorian FOOTBALL Federation、FIF)は7日、20日から開幕する2008アフリカ・ネイションズカップ(the African Nations Cup 2008)・ガーナ大会に向けて、ウーリッヒ・シュティーリケ(Ulrich Stielike)監督を解任し、後任にジェラルド・ギリ(Gerard Gili)氏の就任を発表した。ギリ氏はかつてフランス・リーグ1のボルドー(FC Girondins de Bordeaux)やオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)などを指揮した経歴を持っている。

 アフリカ・ネイションズカップ開幕を直前に控える中、土壇場で出された結論はシュティーリケ前監督の息子が危篤状態に陥ったためで、コートジボワールサッカー協会によると、シュティーリケ前監督には代表チームを率いる気力が残っていないという。

 ギリ氏は2004年からコートジボワールサッカーと関係を持ち、2006年11月からは北京五輪を目指す同国ユースチームの監督を務めていた。またギリ氏は準優勝に輝いた2006年のアフリカ・ネイションズカップ(the African Nations Cup)ではアシスタントコーチを務めていた。(c)AFP