【10月24日 AFP】ホンダ(Honda Motor)は24日、価格を抑えたハイブリッドカーを2009年までに投入する計画を明らかにした。環境に優しい車はまだ高すぎて手が出ないという消費者向けに売り込みを図る。

 日本の自動車メーカーはハイブリッドエンジン搭載自動車で先行しており、燃料消費を抑えたホンダの「シビックハイブリッド(Civic Hybrid)」は、原油価格高騰の影響もありヒット商品となった。

 ホンダは、幕張メッセ(千葉市)で報道陣向けに公開された第40回東京モーターショー2007(Tokyo Motor Show)で、ハイブリッドエンジンを搭載した軽量スポーツカーのコンセプトモデル「CR-Z」を披露した。福井威夫(Takeo Fukui)社長は会場で報道陣に、シビックハイブリッドよりも価格を抑えた新しいハイブリッド車を2009年に投入する計画だと説明。さらに、CR-Zのコンセプトに基づいた自動車も、販売に向けて開発中だと語った。(c)AFP