【9月30日 AFP】F1第15戦・日本GP(Japan Grand Prix 2007)、決勝。ポールポジションからスタートしたマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は、2時間0分34秒579を記録してポール・トゥ・ウィンでシーズン4勝目を飾った。

 この優勝でハミルトンは、42周目でリタイアに終わったチームメイトのフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)との差を12ポイントまで広げて総合優勝へ向け大きく前進し、次戦の中国GP(China Grand Prix 2007)の結果次第では最終戦を待たずとして総合優勝を決める可能性がある。

 今回の日本GPを「いろんな事があって慎重を要するレースだったけど、幸運な事に最後まで走り続けることができた」と振り返ったハミルトンは、「最後の数周はアイルトン・セナ(Ayrton Senna)とアラン・プロスト(Alain Prost)のレースについて考えるなど、僕の心の中ではいろんな思いが巡った。僕は今、彼らが成し遂げた事に近づいているんだと感じている」と初の総合優勝へ向け心境を語った。

■決勝結果

1位:ルイス・ハミルトン/マクラーレン・メルセデス - 2時間0分34秒579
2位:ヘイッキ・コバライネン(Heikki Kovalainen)/ルノー(Renault) - 2時間0分42秒956
3位:キミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)/フェラーリ(Ferrari) - 2時間0分44秒057
4位:デビット・クルサード(David Coulthard)/レッドブル(Red Bull) - 2時間0分54秒876
5位:ジャンカルロ・フィジケラ(Giancarlo Fisichella)/ルノー - 2時間1分13秒443
12位:山本左近(Sakon Yamamoto)/スパイカー(Spyker) - 1周回遅れ
15位:佐藤琢磨(Takuma Sato)/スーパーアグリ(Super Aguri) - 2周回遅れ

(c)AFP